最近秋っぽくなってきたと思ったら台風が過ぎて突然夏に逆戻りしましたね。
半年前くらいから行きたかった場所が大宰府にあり、やっと帰るタイミングで行きました!目的地はここ!
「え?ただのスタバやんけ?あんた、スタバに半年想い焦がれてたん?」
と思ったそこのあなた。のんのん。
ね!?これやばいでしょ!!?
こんなんそりゃ足運びたくなるでしょ???
素敵なこのスタバは設計が隈研吾さん。新国立競技場も手掛けた方です。
隈研吾さんの設計した建築物は今まで3,4カ所見たのですが、どれも自分のタイプで毎回ほれぼれしてしまいます。美しい、、、、
施工風景をぜひ見たかった。こういう建物を作る人も考える人も企画する人も、本当にすごいし、自分もいつか関わってみたい!!
ちなみに隈研吾さんデザインの建築物は私の居住地である高知県にもあります!
こちらは梼原町にある『雲の上の図書館』というところ。写真の何倍も大きな空間に広がる景色に本当に圧倒されるので、気になった方はぜひ高知来てくださいね~!!
スタバに話を戻すのですが、お隣の建物と一緒に撮ってみたらこんな。
なじむ
この参道全体で統一感を出しているのだと思うのですが、それにしてもスタバの馴染み方凄いですよね。お店の目の前に来た時のインパクトはきちんとありつつも遠くから見ると下手に目立ってないんです。
実際その日しばらくお店を向かいの道から眺めていたのですが、遠くから近づいて来る人たちが、目の前に来るまで全く存在に気付いていなかった。お店の前にきてやっと「え!なにこのスタバ!お洒落やね~~ ザワザワ…」という感じでした。
「にしてもなんでこんな馴染んどるんやろ?」と考えてみたのですが、素人には奥行きと木組みの外側に外壁?を設けて色味の統一とか収まり感を出しているからかなー??ぐらいしか浮かばなかったです、、、今度何か資料あれば調べてみよ…(涙)
主張する
あともう一つ、近づいて見て思ったのは「木材綺麗だな…!」ということです。最も主張感のある木材の部分についてなのですが、足元に近い部分は黒くなっていたのですが、足元以外はかなり綺麗なままでした。外に出ていれば雨ざらしにされて腐敗とか雨ジミとかできそうなのに、まだできてから5年ぐらいなのかな?と思って帰ってから調べてみると、使っている材木はスギで2011年設計でした。10年経ってもこんなに維持できるものなんだと驚きました。
目を引く
そして散々眺めた後、「それにしても、存在は目を引くのにそれでいて落ち着くなぁ~。」という印象を持ちました。
お店の中は外から見るとかなり暗いかなと思いましたが、店の奥が小さな庭のようになっていて、光がそこから入るようになっています。その影響なのか、縦長の店内は奥まっていく感じがするのに開放的な気持ちになる。結果、「奥の方、端の方という安心感×でも光が射して閉鎖的でなく開放的」という、ずっと居たくなるような空間になっているなと感じました。
こんなん多分当たり前の知識?技術なんやろうけど、こうやって自分で考えて予想していくってのも素人の特権ですね。!!(?)
総じて、私にとってはそれだけで行く価値のある素敵な建物でした。
みなさんも福岡住みの方は言わずもがな、県外で福岡に足を運ぶ機会がある方ばぜひ行ってみて欲しいです。
(。´・ω・)ん? 建物に脚が生えてる!?!?
みたいな感じの九州国立博物館。
奥行きがある写真、タイプかもしれません。
『ひとつの中心のその中心 THE CENTER OF A CENTER』
という文字だけ書かれたナゾ。
追記:2022/04/05
これ、たまたまTwitterを見ていたらローレンス・ウィナーという方の作品だということを知りました。コンセプチュアルアートの有名な方らしいです。我情弱也。
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ということで、ではまた~。
P.S. 大宰府でお参りしたら小吉でした。