日本人、いや、世界中の人が一度は聴いたことがある単語。
「ジブリ GHIBLI」
ファンがとても多いジブリですが、私もその中の1人。
今回は自分の念願だったあるコンサートに行ってきたので喜びと共にご紹介&レポ。
私が今回行ったコンサートはこちら。
なのですが、私がこのコンサートにどうしても行きたかった理由があります。
というのも、小さい頃からジブリ作品を見ていた私なのですが、あるときYouTubeである一本の動画に出会いました。
それは、音楽家の久石譲さんが指揮を執り、200人の新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラや800人の大合唱団、160人の学生マーチングバンドそしてゲストヴォーカリストなど、なんと総勢1160人と共に今までのジブリ作品の音楽を映画映像付きで演奏した、武道館コンサート収録映像でした。
「こんなに広い会場にこんなにたくさんの人が入って、みんなで同じ一つの音楽を演奏しているんだ…。」と、映像と音楽も相まって、当時の私は衝撃。すぐにこの映像・演奏の虜になりました。
それからというもの、なんだか元気が出ないような日に聴いたり、親からのパソコンで勉強のお供にしたり、眠れない夜に枕元のスマホで流しっぱなしにしたり… と、事あるごとに聴くようになり、本当に、軽く心の”御守り”みたいになっていました。
ある時には、ふと関連動画で見つけたパリ公演に舞い上がり、その公演インタビューでの絶賛コメントになぜか自分が誇らしくなったり(笑)演奏の違いにも「国の演奏者によってこんなに変わるのか、スゲーーーーー!!」と驚いたのを覚えています。
「それにしても、なんでこんな素晴らしいコンサートを知らなかったんだろう?」と疑問に思ったので公演期間を調べると2008年に公演。私は当時小学1年生でした。「そりゃ無理だよ…(涙)またやってください…」と悲しみに打ちひしがれつつ、でもいつか機会があれば久石さんの、できればジブリ曲目でのコンサートに行くんだ!と、そのとき心に決めたのでした。
そして時は流れること約8年
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先日、なんともののけ姫の2021年版演奏もプログラムに含まれた公演があり、ついにその夢を叶えることができたのです。本当に嬉しい………!!
演奏が素晴らしかったのはもちろんなんですが、個人的にずーーっと映像で観ていた久石さんとコンサートマスターの豊嶋さんを生で見て、その演奏を聴けたことが嬉しかったです。ステージに上がってこられたときに、よくある「本物だ…!!!」という感情でちょっぴり興奮してしまい、そのうち演奏が始まってました。(笑)ちなみに「他の演奏者も動画と同じ人がいるかも!!」と思って目を凝らして見たのですがあまり見当たらず…
そして久石譲さんは映像で見ていた通りで、本当に優しそうというか、暖かくて人当たりのよさそうな雰囲気がにじみ出てました。本当、ずっとにこにこしてた。
そして、今回の座席は最上階で、ほぼ真上から見下ろす感じだったので、次行くときは1階席から演奏者と同じ目線で演奏を見て、音を浴びたい!!!近いうちにこの夢を叶える!!諦めんぞ~~~
演奏が気になった!という方には、YouTubeにも公式でWORLD DREAM ORCHESTRAの演奏が抜粋されてあがっています。イヤホンやヘッドホン、スピーカーなどでぜひ聴いてほしい
それではこれからも久石さん、オーケストラのみなさん、そしてスタジオジブリが末永く活躍され愛されるよう願って、終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
~余談~
と、こんな感じでコンサートを楽しんだ私なのですが、実は事件がありまして、電子チケットと勘違いして紙チケットを忘れて会場に行ってしまい、直前まで焦りと不安で心が大忙しでした。
高速バスの中でサポートセンターに電話したりメールしたりと心休まらなかったのですが、とにかくチケット取ったしバスにも既に乗っているしで引き返しはできない状況。ネットで「コンサート チケット 忘れた」とかで検索をかけまくり、どう手を打とうかひたすら作戦練ってました。今はこれも笑い話にできて良かった…
そして最終的に会場についてから窓口で話をすることでコンサートを見ることができました!が、スタッフさんバタつくし、あと単純に自分の心臓に悪いのでみなさんお気をつけて…持物チェック is 大事!!!
~くだらん小噺~
プロのクラシックコンサートほぼ?初参戦だった私。そこでふと浮かんできた謎…。自信を持って暇人だ!といえる方のみどうぞ読んでけ??
『拍手のタイミングが分からない』
クラシックコンサート初参戦の私。満たされた気持ちの中公演が終わる。「本当に素敵だったなぁ…絶対また来るぞ。」心の中で決心しつつ拍手を送る。
「あ、久石さん来た。」
「最高に良かったです…!!!」
心の中で呟きながらまた拍手を送っていると、そのうち退場されていった。
「…って、拍手止まんな。あ、次は演奏者さんたち出てきた。演奏本当にすばらでした。また絶対来ます!」
よーし、次こそアンコールだ!楽しみ~ パチパチ…
~アンコール後~
「あ~~。来てよかったな~~。にしてもまたお金貯めんとな。帰り規制退場かな?
…ってアンコール後の拍手、異様に長ない???いや良いんやけどね??」
そうして拍手をしていると、演奏者さんたちと久石さんが出てきた。
「あ、これ最後の挨拶か。最後の拍手、力ふり絞ってめいいっぱい送るぞ~~」
~ステージ退場後~
…ってもうみんな退場されたけど大分拍手続くなぁ。ちょっと手が痒くなってきたぞ…
な~んて思っているうちに、最後はかれこれ10分くらいは拍手し続けていた気がする。テノヒラカユイ。
クラシックコンサートの拍手、難易度高い!!!!