気付いたときにはもう、この違和感と納得のループから抜けられない『NewJeans』
K-POPアイドル界に颯爽と現れ、話題をかっさらった新人、NewJeans。
若さに似合わないように思える洒脱なコンセプトに楽曲、コレオ。
しかしただ肩の力が抜けているだけではなく、
少女のときの一瞬の煌めきを切り取った「いま、このときだけ。」という刹那を見させてもらっていることが、もはやありがたくなるほど、この子達はまだ幼いです。
そしてコンセプトへの理解力と消化できるだけの技術力。
今K-POP界が大注目の少女たちに、私もハマってしまったようです。
いま気になるあのコ
安心感抜群の三日月スマイル、ミンジちゃん
ミンジちゃんの初めの印象はとにかく「ユジンに似てる子」。(これは絶対思ったの私だけじゃないと思ってる)
笑うと目が三日月形になるタイプの笑顔で、めちゃくちゃキュート!!
そして、ミンジちゃんがパフォーマンス中に笑っているだけで不思議と安心できる。そんな、すべてを包み込むような笑顔でもあります。
待て、こんな声の子いたっけ?
唐突なんですがNewJeansって歌割見分けるの難しくないですか?
誰がどこを歌っているかを知って、50回くらいは曲を聴いた後でも、「ここ、この子が歌ってるの??」と今だに思うくらいです…。
それくらい声の出し方のバリエーションが多くあるのでしょうね。
もぐら叩きみたいなコレオ
コレオ(ダンスの振付)も好き。特に『Hype Boy』の。
サビの1:4の構図で、もぐら叩き?ピタゴラスイッチ?みたいに次々連動していく感じが気持ちがよくて好きです。
こういった個人的ツボな動きを他にも挙げると、
このメリーゴーラウンドみたいに上下する動きとか…
交互に開いたり閉じたりする動きも!
動きが伝染していくのも!
こういった類のやつが好きなので、それが満載の『Hype Boy』の振付は個人的ツボにドはまりでした。本当にどうやったらこんな振りが頭の中から出てくるのか教えてほしい。
10代の少女、眩しい。いや眩い。
NewJeansのコンセプトは「一緒にいる時にさらに輝く10代の少女」というものらしいのですが、それがMVからひしひしと伝わってきます。
特に自分が感じたのは、女子中高生特有の「みんな一緒なら怖いものなんてない!私たち最強!!」みたいな、ちょっとこっちが怖くなるくらいの無邪気さです。
普段こう街を歩いていても、女子中高生から無敵感を感じませんか?なんなんでしょうね、あれ。自分も過去に女子中高生だったわけなのですが、自分にもそんな感じがあったのかなぁと思ったり思わなかったり。
最近のK-POPアイドルはコンセプトがかなり重要視されますが、個人的には今この瞬間しかできない、こういったコンセプトをグループとして扱うのは良いと思います。ずっとこのコンセプトで活動を続けていくわけではないでしょうし、既にこれから先も楽しみです。
PD、ミンヒジン
NewJeansを語る上で欠かせないのが、PDのミンヒジン。
今思い返せば、私が小学生でK-POPを好きになったとき、少女時代やSHINee、f(x)といったグループで既にミンヒジンさんの作品にたくさん触れていたからか、今回のNewJeansの作品も懐かしいような感じがしています。
それにK-POPといえば『SM、JYP、YGの三大事務所』ですが、その3つの中でもSMエンターテインメント(ミンヒジンさんがかつて居た事務所)のアイドルっておしゃれだな~なんて思っていたな、と今思い返しています。
やはり幼いころに好きだったモノや感じたことというのは頭の隅にいつまでもこびりついているのだなと、NewJeansの作品を見聞きして、実感させらました。
疲れない、飽きないK-POP
NewJeansがローンチされてから今でも、なんなら今も、毎日、何回もアルバムを聴いていますが、それでも飽きない。
1時間耐久のYouTube動画とか、今までK-POPの楽曲で聴いたことはなかったのですが余裕で1時間くらいは聴ける。
バチっと決める!歌う!そして踊る! みたいな、そういう楽曲がK-POPアイドルには多いですが、NewJeansはそこにゆるく「ayyy」って言いながら、雑談しながら入場してくる感じ。
凄いアイドルの先輩たちからしたら調子が狂うのではないかなと思ってしまった。だってこれをされたら同じフィールドで戦え(?)ない…。
K-POPアイドル界という前途多難であろう世界ですが、彼女たちが健やかに仕事を全うできる未来であることを願いつつ、今回はおわりにします。
そして曲が本当にいいのでぜひ聴いてください~!
最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた~。