すのおさるブログ snowsaruBlog

目下の目標:海外旅行、恋人を作る、友達とご飯を食べる、顔ちっちゃくする

生きるとは 変わること

わたくし平手さんのことが好きなんですが、書けずにいました。(唐突)

言葉にしてしまえば、周りにも自分にも、それが全てのように思えてしまうからです。しかし、今回平手友梨奈ちゃんのMUSIC BLOOD放送が良い機会になったのと、やっぱり書きたいというか、一度押しとどめても、てちのことになると色んなものが湧いてきてしまい、その勢いで書き上げました。

この記事は、想いが溢れてしまったどこかのオタク?ファン?勝手に見守ってる人?が、今、この瞬間の平手友梨奈さんと自分の感情を必死に直視しようとするものです。

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ふと画面に映ったそれを見て

今回『かけがえのない理由』パフォーマンス後、みんな「やり切った!疲れた!」といった感じで床に倒れこんで笑い合っていました。

この光景、練習室では当たり前だと思うのですが、これが『テレビで、ファンやそうでない人も見られる場面で流れて、私たちもみることができた』というのが凄く良かった。

パフォーマンス後、倒れこんでいたり、裏に担がれていったりするのは欅坂46所属時にも見られました。けれどそのときは決して笑顔ではなく、苦しそうな表情が多かったです。

しかし、今回のは心地の良い疲労感と達成感であり、メンバーとそれを共有して自然と笑い合う。

そこがまるで練習室かのような場面を、視聴者がみることができる、視聴者にみせることができるくらい安心する場所に、てちは今居るんだなと思うと、少し涙が出ました。

 

どんな気持ちであなたを見ていたらいいか分からない

その一方で、私が食い入るように見ていた欅坂の頃のてちはもう見られないんだなと改めて実感しました。

「てちにはできる限り思うように生きてほしい。同じ時間を過ごしたいと思える人たちに囲まれて、幸せで居てほしい。

 

 

 ーーでも、もっとすごいものが観たい。」

 

 

人というのは残酷で、「命を削った○○」とか「渾身の○○」とか、そういうのに心打たれる。結局負の感情から生まれるもののほうが強いから、その強さに惹かれてしまう。

 

だから、彼女が健康で安心で幸せでいてほしいと思うのと同じくらい、彼女の極限状態で生まれるパフォーマンスを欲してしまう。

 

てちを応援して、その姿やパフォーマンスを見ていると、聴いていると、いつも相反する感情や考えばかりが浮かんできてしまって、「あれ、人を応援するときってこんな感情で居ていいんだっけ。」と、正直楽しい時間ばかりではありません。

私が考える、私にとっての”良い”振る舞いや、人との付き合い方、何かに対する考え方・・・

それとてちを勝手に重ねて、少し不安になったり不満を持ったり、感動したり感化されたり。パフォーマンスだけでなくて、人としての在り方においても、自分は彼女に求めてしまう姿がある、無意識のうちにエゴを押し付けている、と気付くたびに、自分のことも嫌になります。

けどその世界で生きて、彼女が本気で表現に向き合っていると感じているからこそ、それを受けてポジティブばかりではない感情に自分がなることも、私は認めたい、否定したくないと思うのです。

どう向き合って、どう折り合いをつけて、どう諦めるのか。離れるのか。

応援しているけれど、彼女と自分は別の人だから。

 

 

こんな風に感情が渦巻いても、これからもこの人のことを、この人が届けるものを、ただ見ていたい、感じていたい。そう強く思うのは変わらなくて、やっぱり私はてちのことが好きなんだと思います。

 

てちがグループを離れて、一人で色んな場所に立つようになって、喜ばしいことだと思いつつも、まだあの頃の姿を探してしまう自分がいたことも事実で。そんな淡い期待とも違う、まさに亡霊のようになっていた自分は、彼女が表に立つたびに少しずつ感情の整理もしている感覚なのですが、また今回少しそれを進められた気がします。

 

新プロデュースで天井知らずなてちを。

散々言いましたが、ソロ楽曲の制作やプロデュースの仕方に少し疑問もあります。

今までのソロ楽曲はどちらも詞は秋元さんで曲に平手さんが携わっています。

ただ、これからもその形をとるのでしょうか。

私個人は、アーティスト活動周辺はできるだけほぼ赤の他人とかに任せたほうがいいのでは?と思っています。

 

私は女優、モデルの平手友梨奈よりも、歌い、踊るパフォーマー平手友梨奈が好きです。

だからこそ感じるのですが、てちは新たな他人との協働が最も強く化学反応が起こるタイプだと思います。

例えばFNS歌謡祭での歌手、平井堅さん、森山直太朗さんとのコラボレーションパフォーマンスやSEKAI NO OWARIさん、Mrs. GREEN APPLEさんの楽曲へのMV出演などなど。

 

『声を掛けさせていただいたときに、あちらから「この楽曲でやりたいです」と仰っていただきました。』という歌手の方々の声を聴くと、そういった形でソロ楽曲もできないのかなぁなんて考えてしまいます。

てちは情報のアンテナもしっかり張っている人だし、「この人とやってみたい」「この楽曲やってみたい」というのも雑誌のインタビューなど見る限り持っていると思うので、ぜひそれでお願いしたい。

 

そして個人的には、楽曲を作るのが彼女をよく知る人物でなくても、誂えられたものでなくても、楽曲に寄り添い、しっかりと咀嚼してパフォーマンスをし、それを成立させるのがてちの凄さだと思います。

だからこそ、そこにてちがいなくても、ある程度想像できるというか、なんだか”解る”ような楽曲よりも、「彼女がそこで、その楽曲で、そのパフォーマンスをするからこそ輪郭が鮮明になる楽曲」を私は観たい。

だから、もっと広い人たちとのソロ楽曲お仕事を、これからもずっと待ち続けているのです。

 

とか、なんだかんだ言いつつ結局はてちが届けるものを信じているので、これからも見る、見守るだけなんですけども。

 

この世界に居るあなた

冒頭にも書いたのですが、私にとってだけでなく、多くの人にとって平手友梨奈さんは周りに感情を呼び起こさせて何かをさせてしまう、そんな人だと思います。本人には何の気が無くても、そこにいるだけで、存在するだけで影響を与えてる。そんなところが、グループを離れても周りが、自分が、気になってしまう理由なのかなと思います。

 

 

生きて表現の世界に居てくれてありがとう!平手友梨奈さん好きですー。

万が一にもこの声が本人の元まで届くことがありませんように。